各部注意事項

a) 膜体

・膜体はナイロン製ですので、照明器具など表面温度70度以上の器具に接触すると溶けて破損します。

・膜体を洗濯すると、布のコーティングが剥がれて、膜体の気密性が損なわれます。
 清掃は軽く水拭きする程度にして下さい。

・膜体の縫い目などから、若干の空気が洩れる状態が正常ですので、
 縫い目などを粘着テープで目張りしないでください。

・膜体が10cm程度破れても、バボットは正常に作動します。膜体が破れた場合は
 針と糸で縫いあわせるか、膜体の内側より粘着テープを 貼ってください。
 表面に粘着テープを貼っても内圧により剥離しますので、効果がありません。

b) 吸気口

・基板下の吸気口に障害物があると膨らみません。膜体やゴミなどが張り付かないようにして下さい。
 充気の始めの間は、膜体を持ち上げて空気の流れを確保してください。

・水、土、落葉、芝生、ゴミ、などの多い場所に設置する場合は、基板の下にベニヤ板や
 パンチカーペットを敷いて下さい。

c)膜体・基板取付部

・膜体には基板取付部が設けてあります。
・天側のフランジと、底側の紐袋で基板を挟み込む仕組みになっており
 底側の紐袋を引き絞り結ぶと、取付完了となります。
・取付時には紐袋の裂け目に基板脚を通し、外れにくくしてください。


フランジまわり

d) センサータイマー

・膜体が完全に脹らんだ後にスタートボタンを押して下さい。
 完全に膨らむ前にスタートスイッチを押すと、膜体がモーター軸にからまるおそれがあります。
・外側のダイヤルで動作時間(黄色の針)を設定します。標準設定は20秒です
 内側のダイヤルで休止時間(赤色の針)を設定します。標準設定は20秒です
※動作・停止時間設定ダイヤルは、バボット工房より操作の指示があった場合以外、現場で操作しないで下さい。


センサータイマ

e) 超音波センサー

・前方1m以降、2m以内の物体を感知しバボットを動かします。
・風の流れを感知して誤動作する場合があります。
・近くで複数器を使用する場合には、互いの鑑賞を防ぐため別途同期配線が必要です。


センサータイマ